ハルガヤ  春茅
[中国名] 黄花茅 huang hua mao
[英名] sweet vernal grass
[学名] Anthoxanthum odoratum L.
イネ科 Poaceae  ハルガヤ属
三河の植物観察
ハルガヤの花序
ハルガヤの雄しべ
ハルガヤの雌しべ
ハルガヤの果期
ハルガヤの果実と護頴
ハルガヤの葉舌
ハルガヤ
ハルガヤ小穂
ハルガヤ小花
ハルガヤ葉表
ハルガヤ葉裏
 明治の初期に牧草として輸入されたものであり、乾燥するとクマリンの良い香りがする。
 茎は叢生して直立し、群生する。葉は両面に毛があり、長さ5~10㎝、幅3~6㎜。葉舌は長さ2~2.5㎜、鋭形。花序は長さ3~7㎝、穂状。小穂は長さ8~9㎜の線状披針形、小花3個からなる。第1苞頴は1脈、長さ4~5㎜、第2苞頴は3脈、長さ7~8㎜。小花の下側にある2個は退化して褐色の毛が密生する護頴となる。下から順に、第1小花(退化して不稔)の芒は短く、第2小花(退化して不稔)の芒は長い。第3小花は両性、雄しべ2個、護頴と内頴は無毛の膜質であり、芒はない。雄しべの葯は黄白色から紫色を帯びることもある。雄しべ先熟であり、雌しべの花柱の先は2裂し、葯が落ちた後も白色の長い花柱が残り目立つ。熟すと第1小花と第2小花の2個の護頴に包まれた第3小花の果実は褐色となって苞頴から離れて落ちる。果実は長さ1.4~1.7㎜、第3小花の護頴と内頴の薄膜に包まれている。2n=20
 葉身、苞頴には長い毛が生えることが多い。ただし、変異が多く、無毛のものもある。
 類似のヒメハルガヤは穂が約2㎝と小さく、茎が2~3に分枝し、葉身の毛はまばらで、苞頴は無毛。
[花期] 4~7月
[草丈] 20~50㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 草地、牧草地、空地、荒地
[分布] 帰化種 ヨーロッパ、シベリア原産
[撮影] 額田町 02.4.20
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