ハマサジ  浜匙
[学名] Limonium tetragonum (Thunb.) A.A. Bullock
イソマツ科 Plumbaginaceae  イソマツ属
ハマサジの花
ハマサジの花
ハマサジの実
ハマサジ
ハマサジ葉
 国の絶滅危惧Ⅱ類。愛知県内では準絶滅危惧種に指定されている。三河地方の海岸でも稀に見られる。和名は葉の形が匙に似て、海岸に生えることによる。
 葉は根際に束生し、長さ8~17㎝のへら形、質は厚く、全縁、先は鈍頭~鋭頭、基部は次第に狭くなり葉柄となる。葉の中央から花茎を伸ばし、著しく分枝し、円錐花序に多数の小穂をつける。小穂は稔性の花1個と不稔性の花1個からなる。小穂の基部の苞は1個つき、緑色、長さ2~3㎜、鋭頭。その内側に2個の小苞がある。上側の小苞は大きく、長さ約4㎜、下側の小苞は長さ1~1.5㎜。萼は長さ5~6㎜の筒状、先が白色で浅く5裂し、5稜があり、果時にも残る。花冠は長さ約7㎜、萼より長く、下部が白色、先が黄色、深く5裂し、裂片はさじ形。雄しべ5個。雌しべ1個、花柱5個。果実は長さ2.5㎜の紡錘形の痩果。2n=16
[花期] 8~11月
[草丈] 30~50㎝
[生活型] 越年草
[生育場所] 海岸の塩湿地
[分布] 在来種  本州(宮城県以太平洋岸)、四国、九州、朝鮮
[撮影] 蒲郡市 06.8.5
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