ハエドクソウ  蝿毒草
[別名] ハエトリソウ
[中国名] 透骨草 tou gu cao
[学名] Phryma leptostachya L. subsp. asiatica (H.Hara) Kitam.
ハエドクソウ科 Phrymaceae  ハエドクソウ属
三河の植物観察
ハエドクソウの花序
ハエドクソウの花
ハエドクソウの花2
ハエドクソウの茎
ハエドクソウ
ハエドクソウ萼
ハエドクソウ葉
 和名の由来は全草を煮詰めて、ハエ取り紙を作ったことから。日本のハエドクソウはアメリカハエトリソウ Phryma leptostachya L. subsp. leptostachya の亜種(又は変種)として分類されている。ハエドクソウとナガバハエドクソウの2タイプが日本にあり、品種(又は変種)に分類されている。
 葉は対生し、長さ7~10㎝の広卵形~楕円形、基部は切形~心形、葉裏の細脈が明瞭、縁に粗い鋸歯がある。 茎頂や葉腋から細長い穂状花序を出し、小さな白色の花をまばらにつける。花序軸は茎より短い。花冠は長さ7~9㎜、幅約6㎜の唇形で、上唇は短くて先が2裂し、両側がやや広く肩状になり、下唇は長くて3裂する。萼は筒状で5歯があり、背側の3歯は紅色、先が鉤曲して刺となる。萼の下部に苞1個と、小苞2個がある。果実は下向きに軸に圧着してつき、萼は果実を包んで残り、衣服などに付着して果実が運ばれる。萼の中に果実は1個のみ、種子も1個で、果皮と合着して離れない。2n=28
 ナガバハエドクソウは葉が長卵形~長惰円形、基部が楔形、葉裏の細脈が不明瞭。花冠は長さ6~7㎜、幅約4㎜、上唇が狭く、両側が肩状にならないことが多い。花期が1カ月早い。
[花期] 7~8月
[草丈] 30~70㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 林内、林縁
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、ネパール、パキスタン、ベトナム
[撮影] 猿投山 03.7.12
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