エンシュウツリフネ  遠州釣舟
[学名] Impatiens hypophylla Makino var. microhyplylla (Nakai) Hara
ツリフネソウ科 Balsaminaceae  ツリフネソウ属
三河の植物観察
エンシュウツリフネの花横
エンシュウツリフネの花の上部
エンシュウツリフネの花正面
エンシュウツリフネの破れた花
エンシュウツリフネの果実
エンシュウツリフネの種子
エンシュウツリフネの上部の茎
エンシュウツリフネ
エンシュウツリフネの花
エンシュウツリフネの花のクマバチ
エンシュウツリフネ葉表
エンシュウツリフネ葉裏
 ハガクリツリフネの変種。ハガクレツリフネと同じように花が葉の下に隠れるようにつく。ツリフネソウやハガクレツリフネより花が小形で、葉の幅が狭いのが特徴である。クマバチが蜜を吸うのを観察できた。花が小さいので、クマバチが蜜を吸いに花の奥まで頭を突っ込むと花は破れてしまう。破れた花がいくつか見られるのはこのためと思われる。
 茎は毛があり、直立し、分枝する。葉は互生し、茎の上部の葉ほど大きく、長さ4~13㎝、幅2~5㎝の惰円形、鋸歯縁、鋭頭、葉の両面に毛がある。葉の基部は円形~浅い心形、下部の葉は基部が楔形になる。花序は葉腋につき、葉の下に下垂する。花は長さ15~20㎜、淡紅紫色に紅紫色の斑点がある。萼は3個、後部の1個が大きく、距となる。距は長く、先が巻き込む。花弁5個は合着し、上に1個、下に2個のように見える。果実は長さ1.5~2㎝、種子は3個入り、熟しても緑色。熟した果実にさわるとパチンという音がして種子がはじける。種子は長さ約3㎜の惰円形。
[花期] 7~10月
[草丈] 30~80㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 山地
[分布] 在来種(日本固有種)  本州(静岡県、愛知県、長野県南部)
[撮影] 茶臼山(長野県側)  14.9.3
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