エンレイソウ  延齢草
[学名] Trillium smallii Maxim.
Trillium apetalon Makino
Trillium smallii Maximovicz var. apetalon (Makino) Takeda
シュロソウ科 Melanthiaceae  エンレイソウ属
三河の植物観察
エンレイソウの花
エンレイソウの実
エンレイソウの葉
エンレイソウの葉2
エンレイソウ
 エンレイソウは中国に自生しない。中国ではシロバナエンレイソウを延龄草(yan ling cao)といい、中国の漢方薬の延齢草根はシロバナエンレイソウの根茎である。旧分類ではユリ科に属した。
 茎の先に菱形の先が尖った3枚の葉を輪生する。葉は長さ10~20㎝の菱形、ユリ科ではあるが、葉には網状脈がある。葉の中心から立ち上がる花柄の先に花を1個だけつける。花は緑色~黒紫色の外花被(蕚)3個だけで、内花被(花弁)は普通無い。2n=20
 三河ではほとんど見られないものである。奥三河地方で見られるのはシロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)であり、3個の白い内花被片がある。
 コジマエンレイソウTrillium amabile は北海道、サハリンに分布し、花が紅紫色、 外花被片3個があり、内花被片はあるものと、無いものがある。学名をTrillium smalliiとする見解がある。その場合、エンレイソウの学名はTrillium apetalon Makino あるいはTrillium smallii Maximovicz var. apetalon (Makino) Takedaである。
[花期] 4~7月
[草丈] 20~40㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の林下
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、千島、サハリン
[撮影] 栂池自然園  07.7.27
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