アマミコウスイボク  甘味香水木
[別名] メキシカンスイートハーブ
[中国名] 甜舌草 tian she cao
[英名] Mexican sweet herb , honeyherb , Aztec sweet herb , Mayan herb , bushy lippia
[学名] Phyla scaberrima (Juss. ex Pers.) Moldenke
Phyla dulcus (Trevir.) Moldenke
Lippia dulcis Trevir.
Lippia dulcis var. mexicana Wehmer
クマツヅラ科 Verbenaceae  イワダレソウ属
三河の植物観察
アマミコウスイボク花序
アマミコウスイボク花序2
アマミコウスイボク1個の花序
アマミコウスイボク花
アマミコウスイボク茎
アマミコウスイボク
アマミコウスイボク2
アマミコウスイボク葉表
 メキシコや中米で甘味料や薬用に使われ、古くはアステカで使用されていたため、Aztec sweet herb ともいわれる。葉や花に甘みがある。甘味成分はセスキテルペンのヘルナンズルシン hernandulcin [ C15H24O2] と4β-hydroxyhernandulcinであり、ショ糖の約 1500 倍の甘味がある。
 普通、低木(少なくとも基部は)、直立し、高さ0.3~1.5m、普通60㎝以下、ときに、平伏、多年草、明らかに芳香があり、ときに半水生。主茎はほとんど木質で直立し、ときに広がり、長く、這う。しばしば、節から根を出し、類円柱形、しばしば帯紫色、剛毛又は小さな剛毛があり、灰白軟毛の毛状突起が混じる。葉身は膜質、菱状三角形、広卵形、長楕円状卵形、長さ2~5㎝、幅7~10㎜、ほとんどが、先が鋭形又は尖鋭形(まれに鈍形)、基部は急に、短く、楔状に狭まり、柄に続き、粗い円鋸歯縁。葉の上面には、基部が膨れた硬い毛状突起があり、すぐに落ちる。基部の膨らみだけ残り、葉の表面は明らかな凸凹になり、まばら又は密に小剛毛又は類剛毛がある。下面はごく短い毛状突起と小腺毛がある。葉柄は長さ5~18㎜、小剛毛がある。穂状花序は若いときには卵状球形、その後、円柱形で長くなり、直径5~15㎜、やがて長さ3.1㎝以下に伸び、花が多数、密につき、基部につく葉と同長又は短く、しばしば曲がりくねる。花序柄は葉腋に単生し、節に2個以上つかない。花序柄は長さ1.5~4㎝、密に短軟毛又は剛毛があり、穂状花序より長い。小苞は膜質、密に覆瓦状につき、楔状倒卵形、鈍角で、急に先鋭頭、硬い微細剛毛があり、縁毛があり、花冠と等長。萼が小さく、花は筒形の二唇形、絨毛があり、花冠は白色、長さ1~1.5㎜、幅約1.6㎜、拡大部は小さく、裂片はほぼ直立する。果実は蒴果、熟すと2個の小堅果に分かれる。小堅果は淡褐色、卵形、接合面は平滑。
[花期] 6~10月
[草丈] 30~150㎝
[生活型] 亜低木、低木
[生育場所] 栽培種
[分布] 帰化種  メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、USA(フロリダ州)、西インド諸島原産
[撮影] 西尾市 17.8.2

 参考

1) Flora of Panama (WFO)
  Phyla scaberrima (A. Juss. ex Pers.) Moldenke  詳しい解説がある。
  http://www.tropicos.org/Name/33700802?projectid=56
2) Lippia dulcis POTW
  Mexican lippia Lippia dulcis  花や果実の写真が掲載されている。
  http://www.cpa.msu.edu/beal/plantofweek/plants/lippia_dulcis_20081013.pdf

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