アイナエ  
[中国名] 水田白 shui tian bai
[英名] Pygmy bishops-hat
[学名] Mitrasacme pygmaea R. Brown
マチン科 Loganiaceae  アイナエ属
三河の植物観察
アイナエの花
アイナエ果実
アイナエ花柄の毛
アイナエの小さい葉
アイナエの托葉鞘
  
アイナエ
アイナエ種子
アイナエ葉表と葉裏
アイナエの葉
 葉は対生し、下部にかたまって2~4対つき、長さ5~15㎜の卵形で、3脈があり、先が尖る。葉縁には毛がある。長い花柄の先が1~3個ほど細く枝分かれし、枝先に白色の小さな花をつける。花柄には短毛があり、枝分かれの部分に2個の鱗片状の苞がつく。花冠は直径2.5~3㎜の鐘形で、先が4裂。子房は2室。花柱は2個が合着する。蒴果は長さ約2㎜の球形。合着した花柱が宿存したまま、蒴果が2裂し、種子が落ちる。 種子は淡黄褐色、長さ約0.3㎜の楕円形、表面に微細な網目模様がある。
 ヒメナエは葉が長さ3~8㎜、幅1~2㎜の披針形~線形で、茎全体にまばらにつき、蒴果は長さ2.5㎜の球形、種子が黒色。
[花期] 8~9月
[草丈] 5~15㎝
[生活型] 1年草
[生育場所] 日当たりのよい湿地
[分布] 在来種  本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム、オーストラリア
[撮影] 幸田町  05.9.19

 アイナエ属

  Familia: Loganiaceae - genus Mitrasacme

 繊細な1年草又は多年草。葉は茎に沿って対生し、又は及び、基部で輪生し、無柄、托葉は無い。花は腋生、又は及び、頂生、単生又は花序柄のある散形花序のような集散花序につき、ときに再分枝して、不規則な複合の散形花序を形成する。花は4数性、白色又は黄色、まれに淡青色。咢は鐘形、2~4裂し、裂片は敷石状。花冠は鐘形[高坏形又はつぼ形]、しばしば口部に毛があり、筒部は短叉は長。花冠裂片は蕾では2重にならない敷石状(exduplicate-valvate)。雄しべは花冠筒部の下半部につく。花糸は葯よりかなり長い。葯は内向き、外向き、まれに横向き、花冠から突き出ないか又はわずかに突き出し、2室。雌しべは無毛。子房は上位~わずかに下位、室に多数の胚珠をもつ。花柱は1個、基部は普通、深裂し、まれに2個の分かれた花柱になる。柱頭は頭状又は2裂。蒴果は無毛~ほぼ無毛、先から胞間裂開し、角(つの)が2個あり、角は花柱が分かれ又は部分的に合着して残ったものである。種子は多数、入り、小さく、円柱状楕円形~角形、種皮は薄く、網状~いぼ状 、又はごく小さな乳頭状。.胚乳は肉質。
 世界に約40種があり、主にオーストラリアに分布し、東アジア、南アジア、東南アジア、太平洋諸島に広がる。

 アイナエ属の主な種

 1  Mitrasacme indica Wight  ヒメナエ
    synonym Mitrasacme alsinoides R.Br. var. indica (Wight) H.Hara
 2  Mitrasacme pygmaea R.Br.  アイナエ
    synonym Mitrasacme nudicaulis Reinw. ex Blume
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